エマルジョンガラスマスクは、ベース材料は青板ガラス材(ソーダライムガラス)となり、ガラスの上に主にゼラチン材と感光体のハロゲン化銀で構成された膜がついたもの。
エマルジョンガラスはフィルムと違い温度寸法変化に対する可逆性があるのと湿度での寸法変化がないのが特徴です。
写真のネガフィルムと同じく、露光、現像、定着し、作製するマスクです。エマルジョンガラスマスクは、ガラス材がベース材料となっているため、フィルムマスクより高精細で位置精度を必要とされる用途に使用されます。
フィルムマスクは、ベース材にPETフィルムを使用。エマルジョンマスクとの違いはベース材料のみで、その他の膜構成や作製プロセスもほぼ同様です。
フィルムマスクは非常に安価かつ短納期に作製することができ、曲げたりすることも出来ます。
ただし、ベース材の関係で使用環境(温度や湿度)によって伸縮するため、微細かつ位置精度を必要とする用途のものや、重ね合わせ精度を必要とされる用途のものには、ガラスマスクを推奨します。
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